つれづれタイムズ

野に下りたクマの随筆

真摯に謝るということ

 

お酒が弱いのに、今日は2杯ほど飲んでしまったのでアレなんですけど、自分との約束のため、書きます。

 

 

 

僕はおっちょこちょいなんで、普通の人がしないミスっていうのを数多くするんですな。新幹線の座席間違えたり、映画館の座席間違えたり、昨日もカフェで床にコーヒーぶちまけたし、今日だってビアガーデンのテーブルひっくり返して知らん人のビールとご飯ぐちゃぐゃにしてまいました。

 

 

もはやおっちょこちょいという範疇を超えていて、カウンセリングでも受けた方がいいのかもわからない、と自負しているわけです。受けないけど。

 

 

 

ただそういう時は、必ず真摯に謝ります。今日も本当に申し訳ないと、替えのビールをもっていきましたし、コーヒーがカバンにかかった女性に対しても目を見てしっかり謝ります。

 

 

文字に起こすと、至極普通のことなのですが、果たして普通なのかと。中には、気恥ずかしさや責任転嫁したい気持ちなんかで、しっかり謝れられないという方もいるんじゃないでしょうか。僕だって内心そうです。自動ドアが反応しないせいでコーヒーぶちまけたし、テーブルの脚がしっかりしてないからテーブルひっくり返ったと、そう思う部分もあります。

 

 

だけどこうした失敗を繰り返す中で思うことは、しっかり謝れば、逆上してきたりお金をゴネてくる人なんてのはそうそういないということです。ぶちまけられた側で考えてみれば、本当に申し訳なさそうにしてる方に、なんか言おうと思う気も起きないのは頷けるかと思います。(これが対価を払ってる場合は、少し違うかと思います。例えば、レストランでウエイターにスパゲティひっくり返された場合なんかは、少し態度が変わってくるかもしれません。)

 

 

僕は謝るなどの面では、プライドなんてのは毛ほども無いので、自分の非をしっかり詫びるようにしています。言い訳なんてのは家に帰ってからツイッターにでも書けばよろしいです。

 

 

ですので、些細なことで迷惑なんかかけた時は、真摯に謝った方が最終的に"得"かなと思います。もちろん謝る時は、損得勘定なんて抜きで、しっかり本心から謝るべきですが。

 

 

 

ごく普通のことですが、普通のことを普通にできない人もいます。状況によっては、普段謝れる人も謝りたくない気持ちになるかとも思います。

 

 

でもそんなプライドは、自分の価値を下げる負債でしかないのかな、なんて思ったりもします。しっかり謝って、違うことで頑張りましょ。

 

 

僕はこの先も、みなさんに迷惑をかけ、その度に謝って生きていきます。